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角の形状概要

角の形状は、ボタンやカードなどのコンポーネントに適用する事によって画面の中で視覚的な抑揚を生み出し、コンポーネントの機能理解を促進したり任意のコンテンツを認知しやすくさせる事ができます。

スクリーンショット:5段階の角の形状を示した例。左から「角丸なし」、「角丸スモール」、「角丸ミディアム」、「角丸ラージ」、「角丸フル」のスタイルが横に並んでおり、それぞれのスタイルが適用された正方形と横に長い長方形の例が縦に並んでいる。角丸なしには角丸半径:0のスタイルが正方形と長方形共に適用されている。角丸スモールには角丸半径:8のスタイルが正方形と長方形共に適用されている。角丸ミディアムには正方形には角丸半径:16、長方形には視覚的に統一感を保つために角丸半径:12が適用されている。角丸ラージには正方形には角丸半径:32、長方形には視覚的に統一感を保つために角丸半径:16が適用されている。角丸フルには正方形には角丸半径:高さ、または横幅の50%が適用されて円の見た目になっている、長方形には視覚的に統一感を保つために角丸半径:高さの50%が適用されている。
  • 角の形状は、まるみの量に基づいて算出した径をコンポーネントに割り当てることで適用します。 5段階のスタイルを基本の目安とし、スタイルガイドにおいて、コンポーネント単位で角丸値を規定して使用します。
  • カードやボタンの大きさや縦横比の違いによっては、同じ形状スタイルを適用しても視覚的には異なるまるみに見えることがあります。その場合は、コンポーネントごとに角丸半径を調整し、視覚的に統一感と一貫性を保てるようにして下さい。

角の形状とサイズ

スクリーンショット:上段にすべてに角丸ラージ(角丸半径:24)が適用された小さい横長の矩形、中くらいの横長の矩形、大きい横長の矩形が並んでおり、下段に、左から角丸スモール(角丸半径:16)が適用された小さい矩形、角丸ミディアム(角丸半径:20)が適用された横長の矩形、角丸ラージ(角丸半径:24)が適用された大きい横長の矩形が並んでいる。

異なる図形サイズに同一の形状スタイルを適用しても、図形が小さいほど角丸の印象は強くなり、大きいほどに角丸がなくなっていくように見えます。スタイルの視覚的な一貫性を保つため、使用するコンポーネントの種類とそのサイズにあわせて、個別に形状スタイルを設定する必要があります。

たとえば、上図の下側の例は、図形サイズごとに異なる角丸の形状スタイルを適用することで、図形の視覚的な印象を一定に保っています。

角の形状の違いによる強調表現

スクリーンショット:角の形状の違いによる強調の例。同じサイズの図形が縦横4個ずつの計16個並んでいる。その中の2行目3列目の図形だけは角丸フルを使った円の見た目になっており、それ以外は全て角丸なしの正方形。
  • 角の形状を変えて表示することで、特定の図形が強調されます。

全体的な角丸と部分的な角丸

コンポーネントの種類や用途によって角丸のスタイルを、特定の角にだけ施すように設定する場合もあります。

スクリーンショット:同じサイズの横幅が長い長方形が横に3個並んでいる。左の図形は4角全て角丸、中央の図形は左上の角だけ角丸、右の図形は上の2角が角丸になっている。